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【アラフォーからの体づくりPart3】自重トレーニング&プロテインで1ヶ月に渡る停滞期を打破!|2025年8月
「スクワットを頑張れば頑張るほど、股関節が痛くなる……。これってやり方が間違っているの?」
せっかくダイエットが順調に進んでいても、体に痛みが出ると不安になりますよね。私も順調に体重が落ちていく一方で、股関節の痛みに悩まされていました。
そこで意を決して人生初の整骨院へ。結果として、自分の体の歪みを知り、トレーニングの質を劇的に変えることができました。今回は、私が整骨院を選んだ基準や、地獄のような「好転反応」をどう乗り越えたのか、そのリアルな体験記をお届けします。
◾︎ 2025年9月の測定結果:順調な減少の裏側で

まずは、この1ヶ月間の数字の変化からご覧ください。
- 体重:88.0kg → 86.05kg(-1.95kg)
- 体脂肪率:41.2% → 40.4%(-0.8%)
数字だけを見れば、停滞期に捕まることもなく、非常に順調な1ヶ月でした。100kgから始まった私のダイエットも、いよいよ「80kg台前半」が視野に入ってきた時期です。しかし、その裏側では「股関節の痛み」という大きな壁にぶつかり、自分の体とこれまでにないほど深く向き合う日々を過ごしていました。
◾︎ 「独学」の限界と、賢い整骨院選びの3つの条件
8月頃から本格的に始めた自重トレーニング。YouTubeを見ながらスクワットに励む日々でしたが、回数を重ねるごとに股関節に違和感、そしてはっきりとした痛みを感じるようになっていました。
「ただ痩せればいい」のではなく「健康に、綺麗になりたい」と願って始めたダイエットです。このまま無理に続けて取り返しのつかない怪我をするのは本末転倒だと判断し、人生で初めて「整骨院」に行くことに決めました。
私が整骨院選びの際に重視した条件は、以下の3つです。
- 通いやすい場所にあること
私は車を所有していないため、徒歩や公共交通機関で無理なく通える範囲に絞りました。「通うのが大変」という理由は、挫折の最大の原因になるからです。 - 継続可能な金額(サブスク制)であること
健康投資とはいえ、家計を圧迫しては続きません。サブスクリプション(定額制)を導入している院を探し、コストパフォーマンスを重視しました。 - 予約優先制であること
仕事や家事の合間を縫って通うため、待ち時間が読めない場所は避けたいと考えました。
特に「サブスク制」があるかどうかは大きな決め手でした。整骨院は一度で完結するものではなく、サービスを受ける「体験」への投資です。ホームページやGoogleレビューを隅々まで読み込み、院の雰囲気や先生の考え方をイメージしながら、直感を信じて予約を入れました。
◾︎ いざ診察へ。デスクワークのツケが判明
当日は丁寧な問診と触診から始まりました。そこで告げられたのは、想像以上にボロボロな私の体の現状でした。
立った姿勢をチェックされて「分かりやすく反り腰になってますね。長時間のデスクワークのせいで反り腰になり、それを支える背中と首がまっすぐ固定されてしまって、腰、背中、首が凝り固まっています。猫背もありますが、そこまで酷くはなく、反り腰が一番の問題。」と告げられました。
先生の言葉に、これまでの自堕落な生活のツケを感じずにはいられませんでした。実は私には、過去に腰椎分離滑り症や椎間板ヘルニアと診断された経験があります。数年に一度、歩けなくなるほどの激痛に襲われることがあり、その不安も正直に伝えました。
相談の結果、12月末までの3ヶ月間、週1回のペースで集中ケアをすることに。ここで私が自分に課したルールは「3ヶ月通って劇的な変化がなければ、その先はペースを落とす」ということ。賢く投資するためには、自分なりの「期限」と「評価基準」を持つことが大切だと考えたからです。
◾︎ 激痛の神経ストレッチと、再発したヘルニアの恐怖
施術内容は、深部の筋肉を緩める『指圧マッサージ』『骨盤・背骨矯正』そして『神経ストレッチ』。
指圧マッサージは、とにかく「痛い!」の一言。特に腰周辺は、奥深くの凝りに指がめり込むような、ズーンと響く痛みがありました。そして骨盤矯正。骨を正しい位置へ押し込まれる感覚の中で、恐れていた左側のヘルニアの痛みがじんわりと再発してきたのです。
さらに追い打ちをかけたのが「神経ストレッチ」です。デスクワークで固まった下半身の坐骨神経や腓骨神経を伸ばされる感覚は、呼吸が浅くなるほどの激痛。「健康になるために来たのに、壊されるのでは?」という不安が頭をよぎりました。
施術が終わった後、先生には立ち姿が改善していると言われましたが、再発したヘルニアの痛みのせいで、不安でいっぱいでした。帰宅後、泥のような眠気に襲われ、3時間ほど意識を失うように眠ってしまった……これが、私にとって初めての「好転反応」でした。
◾︎ 「好転反応」という名の壁。2回目の来院で見えた希望
結局、ヘルニアの痛みは3日間続きました。その間、運動は一切お休み。
「院選びを間違えたかも……」
そんな自問自答を繰り返しましたが、「可動域が広がったことで一時的に神経を圧迫する角度が変わったのだろう」という先生の言葉を信じ、2回目の施術へ。
不思議なことに、2回目の施術では、あんなに怖かったヘルニアの痛みは出ませんでした。しかし、次の試練は「首周りの指圧」でした。施術中から「これは絶対に偏頭痛が来る」と確信するほどの痛みがあり、案の定、帰宅後は激しい頭痛と眠気でダウン。
この経験から、私は新しいマインドを身につけました。
「土曜日は整骨院の日。そして、体を休めるための運動オフ日とする」
これまでは「毎日やらなきゃ」と自分を追い込んでいましたが、体の声を聞き、戦略的に休むことも「継続」には不可欠だと学んだのです。
◾︎ フォームの劇的変化:スクワットが「筋肉痛」に変わった日
整骨院で骨盤周りの可動域を広げてもらったことで、一番の変化はトレーニングの「質」に現れました。
YouTubeで改めてフォームを研究し、全身鏡の前で自分の動きをチェック。
- 膝をつま先より前に出さない
- お尻を後ろに突き出し、重心を踵に乗せる
- 骨盤ではなく「もも裏(ハムストリングス)」で体重を受け止める
翌日、これまでとは全く違う場所が猛烈な筋肉痛になりました。「あ、今までのはスクワットの形をした別の何かだったんだ」。正しく筋肉に効かせられているという証拠である筋肉痛が、これほどまでに嬉しいと感じるとは思いませんでした。股関節の痛みも、このフォーム改善以降、嘘のように軽減されていったのです。
また、土曜日は運動をお休みにすると決めたため、その分普段の踏み台昇降で負荷を上げ、『15cm台で30分』を初めて完走することが出来ました。踏み台昇降を始めた5月は15cm台だと5分ももたなかったので、30分も続けられたことに成長を実感しました。
◾︎ 9月のダイエットまとめ:痛みは「自分を大切にする」ためのサイン
9月は、運動ができない日も多く、もどかしさを感じることもありました。股関節が痛まなければ、私は間違ったフォームのままトレーニングを続け、いつか大きな怪我をしていたかもしれません。痛みは、体が私にくれた「もっと自分を丁寧に扱って」というサインだったのだと思います。
【今月の振り返りと気づき】
- 「休む」のもトレーニングのうち
整骨院の好転反応をきっかけに「土曜日は完全オフ」というルールを作ったことで、結果的に翌週のトレーニングに集中でき、停滞期を回避できました。 - 「独学」に固執しない勇気
股関節の痛みというサインを見逃さずプロの手を借りたことが、フォームの改善に繋がりました。 - アラフォーの体はメンテナンスが必須
過去の怪我(ヘルニア等)を考慮し、自分のポテンシャルを過信せず「ケアしながら動く」ことの重要性を痛感しました。
これらを知ることで、私のダイエットは「苦行」から「自分を磨くプロジェクト」へと進化しました。86.05kgという数字以上に、自分の体への理解が深まった実りのある1ヶ月でした。
この時の私は、ようやく手に入れた正しいフォームで、ここからさらに加速していくんだと信じて疑いませんでした。しかし、この直後、予想だにしないトラブルが私を襲います。
次回の記事(10月・11月編)では、順調だったダイエットに突然の暗雲……「ひどい寝違え」によって、数ヶ月にわたり運動ができなくなった挫折の期間についてお話しします。
運動ができない絶望の中で、私がどうやってモチベーションを繋ぎ止めたのか。リアルな葛藤を書きたいと思います。
